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企業連携センター

NIMS-CNRS-サンゴバン国際共同研究センター

フランスに本社を置くサンゴバン社 (Saint-Gobain) 及びフランス国立科学研究センター (CNRS)、および、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)は、日仏間の材料科学・材料工学の交流・融合とそれに基づくイノベーションの実現を目指し、新しい国際共同研究ユニット(UMI) となる「LINK」(Laboratory for Innovative Key Materials and Structures)を開設しました。

これまで、サンゴバン - CNRS、CNRS - NIMS、NIMS - サンゴバンという2社間の協働による研究・開発が進められてきました。そうしたなか、サンゴバン、CNRS、NIMSの3者協働によって、日仏の材料科学における協力関係の深化や物質・材料の研究・開発の加速を実現するための連携研究体制の構築についての議論が進められてきました。2013年6月に、仏・フィオラゾ 高等教育研究大臣、山本一太大臣の臨席の下に、UMI設置に向けてNIMS、CNRS、サンゴバンの3者が協働することの基本合意書(LOI)が調印されたことにより、連携の具体化がさらに加速されました。そうした3者による努力の結果、サンゴバンとCNRSが共同開設するUMI組織であるLINKを、NIMSに設置する運びとなりました。サンゴバンとCNRSは、これまでに、フランス国内での共同研究ユニット(UMR) を開設・運営してきました。しかし、サンゴバンとCNRSが共同してフランス国外に研究ユニットを開いたことはなく、LINKは、サンゴバンとCNRSによって開設される初めての国際共同研究ユニットとなります。

LINKでは、新しいナノ構造を持った物質について、その物理的・化学的な性質の解明という学術的な研究を進めるとともに、そのナノ構造を産業社会において活用するための探索的な応用研究が進められます。

【参考】センター設立に関するプレスリリースはこちら

Director

Dr. David Berthebaud
CNRS Researcher

Deputy Director

Dr. David Lechevalier
Saint-Gobain KK

Deputy Director

大橋 直樹
機能性材料研究拠点
拠点長

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